ザキントス島は難破船が横たわるシップレックビーチ(ナヴァイオ海岸)で有名な島です。シップレックビーチだけではなく多くのキレイなビーチ、またカメを大切にする島を紹介します。
ホテル
私は、カラマキビーチにとても近いということでSuneoClub Cavo D’Oro Hotelに宿泊しました。私たちはオールインクルーシブでホテルを予約しました。オールインクルーシブはあまり聞きなれないかと思いますが、英語表記だとAll Inclusiveとなり、すべてを含むという意味になります。ホテルで使用する施設(ジム、プールなど)や食事代、ドリンク代がすべて料金に含まれているプランになります。
オールインクルーシブのメリット・デメリット
メリット:宿泊施設(ジム、プールなど)やすべての食事(朝食、昼食、夕食)、ドリンク等の代金が含まれているため、旅行中にお金のことを気にせずに食事を楽しむことができます。私は、毎回の食事で今日はいくら支払ったと計算してしまうので、お金のことを考えずに旅行を楽しめるというのは大きなポイントになります。バイキングの考え方と似ていますね。
デメリット:どうしても長期間同じホテルに宿泊すると朝食・昼食・夕食が同じものが提供されることで飽きてしまうかもしれません。また、ホテルの外(レストラン)で食事をとった場合は、レストランでの費用とオールインクルーシブですでに支払った分の2重支払いをしていると考えてしまいますので、なかなか外での食事をとらなくなってしまいます。海外にきて、行きたい店がいくつもある場合は、オールインクルーシブはデメリットになります。
現地のレストランでいろいろな美味しいものを食べたいという方や、昼食は観光地でとりたいという方は、朝食と夕食をホテルでとれるハーフボードのプランも検討するのも良いかと思います。
ビーチ
シップレックビーチ(ナヴァイオ海岸)
あのジブリの舞台と言われている、難破船が横たわっているビーチです。このビーチへはボートでしか行く方法はありません。ボートといっても数名のボートから百人を超えるボートもありますので、船酔いをするという方は、なるべく大きなボートに乗るのが良いと思います。私は、20名近く乗れるボートでシップレックビーチへ行きましたが、ボートが飛ぶんではないかというぐらいのスピードを出していましたので、ビーチに着くころには、気持ち悪くなっていました。
大きなボート
メリット:比較的揺れがないので酔いにくい
デメリット:大きなボートで途中、青の洞窟など狭い場所への寄り道ができない
小さなボート
メリット:青の洞窟など狭い場所への寄り道ができる
デメリット:揺れが激しいので酔いやすい
シップレックビーチへは、下記の場所から乗ります。レンタカーを借りて向かいました。多くの車が駐車することになり、車の台数が多くなると坂道での縦列駐車となるので、運転に自信のない方はなるべく早く到着して、駐車場が開いているうちに駐車したほうが良いと思います。
シップレックビーチはザキントス島で最も人気のある観光地ですので、小さなビーチにも関わらず人が多いです。1時間の滞在中にもかかわらず、十何台というフェリーが到着していました。
フェリーでしかたどり着けない海岸に難破船があるのは、神秘的な感じがしました。
シップレックビーチは、とても波が強いのとフェリーの乗り入れが多いので泳ぐことには適していないです。
帰り道では、小さな入り江に入り、30分ほど泳ぐ時間がありました。この入り江もフェリーでしか入ることができないため、とても透明度の高い海で泳げたことにとても感動しました。
最後に上から眺めるシップレックビーチです。
Keri Lighthouse Restaurant
とてもキレイな青い海を眺めながら食事をとれる有名なレストランです。私たちは、早朝訪問したのでドリンクを頂きました。夜のサンセット時にレストラン訪問する場合は、事前予約は必須だと思います。
カラマキビーチ
ウミガメが産卵しにくるカラマキビーチは、浅瀬が続き、波も小さく、小魚がいますので家族で楽しむのに良いビーチです。ウミガメが産卵する場所で有名な海岸ですがウミガメを見ることはできませんでした。ウミガメが産卵のために歩いた足あとは見ることができました。
ウミガメの島
ウミガメが卵を産んだ数や、孵化した数がビーチごとに記載されていました。
カラマキビーチは、ウミガメが卵を産みにくるビーチの一つです。ビーチには、ウミガメの卵を踏みつけないように、木で囲んで守っています。
私たちはウミガメが生まれていないか、カラマキビーチを毎朝訪問しました。5日間連続で訪問して、1日だけウミガメが産まれて海へ向かう場面に立ち会うことができました。ザキントスでは、ボランティアの方が、毎朝ウミガメが産まれているかを確認し、産まれていれば海までに向かうウミガメの道を平らにする作業をしていましたが、一切カメに触れることはありませんでした。
目はほとんど見えていないように見えました。波の音に向かって頑張って進んでいます。
火事
宿泊していたホテルの裏で、ちょっとした火事がありビックリしました!レンタカーを借りていたので、逃げる準備はしときましたが、何事もなく消化されました。
ケファロニア島
ザキントス島の北に多くの自然が残っているケファロニア島があります。ザキントス島からケファロニア島へはフェリーで行くことができ、観光としてはドロガラティ洞窟やメリッサニ洞窟がお勧めです。ザキントス島の観光案内所でケファロニア島への1日ツアーが申し込めますので、ぜひ参加してみてください。ケファロニア島のブログも併せて読んでいただけると嬉しいです。
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